秋葉まつり

高知県の山の中、仁淀川町別枝で200余年続く秋葉神社の大祭をご紹介します。

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前日となりました。

沢渡組のお通夜の風景

【写真:沢渡組のお通夜の風景】

 今日はご神体が市川家に移られるほか、各練り奉納組では衣装合わせが行われます。夜は「お通夜」と呼ばれる宴があります。
 衣装合わせのあとは、衣装を着たまま各地区の氏神様でひと通り踊ります。これを「お宮参り」と言います。沢渡組は三島神社、本村組は中越家、霧之窪組は春日神社でしたが、最近は地区の道路上で行っています。
 子どもたちが帰ったあとは、各地区ごとに宴会が始まります。この宴会を「お通夜」と言い、その昔は文字通り朝まで飲んで祭りに出かけていったそうです。最近は過疎化・高齢化のため、「お通夜」と呼ばれる宴会が残っているのは、沢渡地区だけとなっています。

 「お通夜」では、一時すると太鼓や笛のなどの鳴り物が鳴り出し、子どもの頃から秋葉まつりに参加している大人たちが、子どもの踊りを踊ったり、鳴り物をやったり、ほら貝を吹いたり、油売りに扮してお神楽を舞ったりします。子どもの頃の記憶を頼りに、久しぶりに若いしが踊ると、「そこ違うぞ!」と先輩たちから指導される羽目になります。座って飲んでいる人たちも、話題は秋葉まつりのことだけ。昔の話から今年の準備、明日のことまで、じっくり語り合います。
 このお通夜という場が祭りの伝承に大きく貢献しています。そしてまた、本番を明日にひかえて高まる緊張をほぐす役割も果たしているのでしょう。でも、これのおかげでみんな二日酔いのまま祭りに突入するのも、また事実です(笑)。

 さて、今晩から私も別枝入りします。ブログ更新もできませんので、当日のご報告は少々お待ちください。

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今日からお祭り

子どもと遊ぶ霧之窪の油売り

【写真:子どもと遊ぶ霧之窪の油売り】
 
 たくさんの見物客が訪れる大祭は2月11日ですが、お祭り自体は実は今日から始まっています。
 今日は秋葉神社からご神体が岩屋神社まで降りていらっしゃる日です。「秋葉まつりの由来」にもありますように、秋葉まつりは秋葉様が祀られていたゆかりの場所を回ってくるお祭りです。夕方、神社をお神輿に乗って出発されたご神体は、まず今晩は岩屋神社に1泊していただいき、明日は市川家に1泊します。ですから、大祭当日、秋葉様は市川家におられるのです。
 11日は岩屋神社に各練り奉納組が集まり、ひと通り踊ったあと、市川家に移動します。石川家でも踊り子組の踊りや鳥毛ひねりが奉納されますが、油売りや太鼓かき、獅子によるお神楽(かぐら)も行われます。このお神楽でお客の目を引きつけ、その間にご神体をお神輿に移します。秋葉様は市川家から再びお神輿に乗って秋葉神社まで戻っていかれるのです。

秋葉の頃は・・・

雪景色の中を進む沢渡組の練り

【写真:雪景色の中を進む沢渡組の練り】

 秋葉まつりが近づくと決まって天気が悪くなり、雪が降る日が多くなります。当日も雪の日が多いです。ここ3日ほど、仁淀川町では雪が降り続いています。中心部は積もっていませんが、山の上の集落はけっこう積もっているようです。
 時期的に降りやすいのでしょうが、何しろ秋葉様は防火の神様。だから雪の日が多いのだと言われています。でも、ここ2年は暖かい晴天でした。
 さて、今年はどうでしょうか。雪は寒いですが、雪景色の中の秋葉まつりはまた格別です。

お祭りの見どころ

霧之窪組の鳥毛、秋葉神社境内にて

【写真:本村組の鳥毛、秋葉神社境内にて】

 お祭りの醍醐味はやはり最後の秋葉神社境内でしょう。
 神社境内に練りが入ってくると、1年に1回しか神社の外に出られない秋葉様はもう少し外の世界にいたいので、神社に戻るのを嫌がり、なかなかお神輿がお社に入れません。
 やっとお神輿がお社に入ると、最後の踊りと鳥毛ひねりが始まります。広い境内では、疲れ切った鳥毛役が最後の力を込めて、思い切り鳥毛を投げ合います。二人の距離も、そこまで離れるか、とこちらが心配するほど距離をおき、その日最高の技を見せてくれます。

 鳥毛ひねりが終わると帰られる方が大半ですが、このあと、子どもたちの太刀踊りが始まります。人が少なくなるので、子どもたちの親が一生懸命我が子の晴れ姿を写真に納めます。
 太刀踊りがすむとまたお神楽が始まり、ご神体がお神輿から神社へ移されます。最後は「お堂まわり」といって、練りの全員で神社を三周し、これでお祭りは本当に終了となります。

 寒い中大変だとは思いますが、ぜひお堂まわりまで見ていっていただければと思います。祭り関係者の満足した素晴らしい笑顔を見ることができるでしょう。

3日後はとうとう大祭です!

霧之窪組の踊り子

【写真:霧之窪組の踊り子】
 
 今年の秋葉まつりもとうとう3日後が大祭となりました。当日は混み合いますので、余裕を持っていらしてください。

 祭り当日は駐車スペースが少ないこともあり、大変混み合います。特に祭りが始まる9時前後からしばらくは、行列が道路を練り歩くため、一時通行止めになるので大渋滞となります。できればその前に別枝地区へ到着した方が無難でしょう。また、当日7時から16時までは交通規制がかかります。詳しい情報は仁淀川町役場HPをご覧ください。

 当日の練り(行列)の動きは同じく仁淀川町HP>観光・行事・史跡情報>秋葉祭りのページから見ることができます。祭りは長丁場です。できれば最初から最後まで見て頂きたいですが、当日の天候、体力や体調、行き帰りの時間も考えて予定を立ててください。

 お祭りは地区の祭りであり、秋葉様の信仰行事です。観光客向けのイベントではありませんので、多少の出店では出ますが、体を温めるところもゆっくり座る場所もありません。暖かく歩きやすい服装でお越しください。

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