秋葉まつり

高知県の山の中、仁淀川町別枝で200余年続く秋葉神社の大祭をご紹介します。

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油売り

沢渡組の油売り


【写真:沢渡組の油売り】

 この祭りで鳥毛に次ぐ人気者なのが、この油売り。祭りを待つお客さんを退屈させないように、ひょうきんな役で笑わせてくれます。また背中に背負ったかごにはミニサイハラ(お守り)が入っており、これを売り歩く商人でもあります。
 油売りも各練り奉納組にひとりずつおり、それぞれミニサイハラも違うので、3本集めると楽しいです。油売りは独特の裏声で奇声を発しながら歩いてきますが、油売り経験者によると「油売りのお面をかぶると勝手にあの声になる」のだそうです(笑)。油売りは踊り子、鳴り物、鳥毛、悪魔などを経てきた経験者がなることが多く、鳥毛のまねをしておどけたりしますが、まねどころか本物より切れのある動きを時折見せてくれることもあります。
 今年はミニサイハラの売れ行きも順調だったようで、ノルマを達成してホッとしたことでしょう。油売りさん、また来年も楽しませてくださいね!

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柳

【写真:(上)霧之窪組 (左下)沢渡組 (右下)本村組】

 柳も各練り奉納組にひとつずつあります。私はこの花がたくさんついた柳がかわいらしくて大好きなのですが、鳥毛と同様、風が吹くと支えるのに力が要り、柳の役もなかなか重労働です。花などの飾りは各組で異なっており、組を見分けるひとつのポイントにもなっています。この柳の飾りも毎年作り直しています。

音頭

沢渡組の音頭

【写真:沢渡組の音頭】

 踊り子の踊りで唄を唄う人を「音頭」と言い、各練り奉納組にひとりずついます。秋祭りにはたくさんの唄があり、「ここではこの唄を唄う」と決まっているものもありますが、各音頭に任されているところもあります。ただ、前の組が唄った唄は唄ってはいけないなどの決まりもあるらしく、声だけでなく、なかなか頭も使う役です。

悪魔(鬼面)

本村組の悪魔

【写真:本村組の悪魔と鳥毛役】

 悪魔は各練り奉納組に2人ずついます。悪魔は鳥毛について、周囲の安全を図ったり、ひねりに一生懸命の受け手に、「鳥毛が来るぞ」と投げる前に合図を送ったりして、鳥毛のフォローをします。そのため、悪魔は通常鳥毛役を引退した人がやることになっています。
 写真を撮るのに夢中になって思わず鳥毛役に近づきすぎ、悪魔に怒られた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

(今年の本村組は悪魔さんと鳥毛さんが兄弟でした。)

霧之窪組の貝

【写真:霧之窪組の貝】

 貝(ホラ貝)には低音と高音があり、両方出せないと貝を吹くことはできません。特に高音は難しいそうで、自由自在に低音と高音を使いこなせるようなると、秋葉まつり独特の貝の音を吹くことができます。

 踊り子組の踊りが、貝の音の合図で動いていることに、皆さん気づかれましたか?

[鳴り物] 踊り子の次は・・・

沢渡組の鳴り物

【写真:沢渡組の鳴り物】

 笛、太鼓、手拍子、鉦で成り立つ鳴り物は、踊り子組を卒業した中学生や高校生を中心に構成されます。(太鼓は重いので大人がやることもあります。)

 特に笛は持って生まれた素質というものがあり、すぐ音の出せること出せない子がいるそうです。秋葉まつりでは、家系によって笛に家系があり、笛をやる子は代々決まっていることが多いそうです。
 リズムや音は踊り子組時代にしっかり頭にたたき込まれていますから、あとは速度やいかにいい音色を出すかがポイントになっていると思います。
 基本的に地元の仁淀中学校や仁淀高校へ通っている子が多いようですが、仁淀高校も生徒数の減少で統廃合の危機にあり、もし廃校となれば今後の秋葉まつりの継続にも影響しそうです。

*その後、仁淀高校は廃校が決定しました。

鳴り物も休憩

【写真:沢渡組の・・・鳴り物?】

 鳴り物は移動中もずっと休みなしです。なので、たまには先輩が交代して休ませてくれます。手拍子と鉦はともかく、太鼓は重いし、笛も吹き続けは大変です。

 あ、でもよく見ると、鳥毛も休憩・・・?

[踊り子] 踊り子も立派でした!

本村組の踊り子

【写真:本村組の踊り子組】

 毎年小さい子どもたちが踊るため、どうしても中には途中でぐずってしまう子や疲れ切ってしまう子などがいるのですが、今年の子どもたちは立派でした!



沢渡組の踊り子

【写真:沢渡組の踊り子組】

 保育所年長組もいましたが、みんな踊りもそつなくこなし、最後まで上手に踊っていました。



霧之窪組の踊り子

【写真:霧之窪組の踊り子組】

 みんな立派だったとは言え、毎年踊り子の世話役に就いた人は大変。ずれてしまったわらじを直したり、着崩れてきた衣装を直したり、いろいろ気を使います。お世話係だった皆さん、本当にお疲れ様でした。

[鳥毛③] 今年も感動!鳥毛ひねり

霧之窪組の鳥毛

【写真:霧之窪組鳥毛役 藤原力雄さん・内田智仁さん】

 足下がぬかるみ、また時折強い風の吹く条件の悪い中、今年も鳥毛役は私たちに大きな感動をくれました。
 特に最後の神社境内、本村組は現コンビでの最後の鳥毛とあって、終わった瞬間に感極まっての涙、沢渡組は思い切った距離で力一杯の力投、霧之窪組は手前の横棒で内田さんが足を痛め、よもやの交代かと思いきや、最後までやりきりました。こちらもぐっと胸の熱くなる鳥毛3組でした。
 来年は本村組は初めての鳥毛コンビ、霧之窪組と沢渡組は2年目での上達ぶりが楽しみ!どの組もまたまた目が離せません!

[鳥毛②] 鳥毛は地区の誇り

沢渡組の鳥毛

【写真:沢渡組鳥毛役 片岡太智さん・岸本憲明さん】

 鳥毛は祭りの花形で、観客の一番の楽しみであり、また各練り奉納組の誇りでもあります。
 たくさんのお客さんの視線を浴び、また地元の期待を一身に受け、そのプレッシャーは並大抵のものではありません。練習ではうまくいっても、本番では緊張のあまり失敗してしまうこともあります。特に1年目の緊張は相当のものでしょう。
 それでも踊り子の頃からあこがれた鳥毛役。「選ばれる」というのは名誉なことです。鳥毛役になったら最後、いつまででも現役でいたいと思うそうです。それでもいつかはやってくる世代交代。一度引退したら、よっぽどの緊急事態でない限り、本番で鳥毛役としてやらせてもらえることはまずありません。

[鳥毛①] 今年の鳥毛役

本村組の鳥毛

【写真:本村組鳥毛役 西森龍平さん・中田光一さん】

今年の鳥毛役は

本 村 組 西森龍平さん 中田光一さん
沢 渡 組 片岡太智さん 岸本憲明さん
霧之窪組 藤原力雄さん 内田智仁さん

の6人でした。

内田さんと岸本さんは今年初めての鳥毛役、西森さんは今年が投げ納めでした。

今年の秋葉さんも無事終わりました!

太鼓かき

【写真:太鼓かき】

 私は今年「いりもち」等の販売の手伝いをしていたため、大石家から上しか見ることができなかったのですが、今年も感動しました!舞台裏には数々のドラマもありました。
 秋葉神社祭礼練り保存会から昨年「練り」という写真集が出版されたこともあり、今年は例年に増してすごい人出で、油売り(商人)のミニサイハラ(お守り)も神社にたどり着く前にほぼ完売。秋葉ファンが一気に増えたうれしい大祭となりました。

 何しろ私自身まだ興奮冷めやらず、写真もただいま現像に出していますので、来週からじっくりと秋葉まつり大祭当日の模様をお伝えしていきたいと思います。今年の祭りは終わりましたが、まだまだ保存会や地区の世話役さんたちは決算、引き継ぎと大忙し。来年の秋葉まつりに向けて「秋葉通」になるためにも、ぜひぜひまだまだブログ更新を楽しみにお待ちください!!

前日となりました。

沢渡組のお通夜の風景

【写真:沢渡組のお通夜の風景】

 今日はご神体が市川家に移られるほか、各練り奉納組では衣装合わせが行われます。夜は「お通夜」と呼ばれる宴があります。
 衣装合わせのあとは、衣装を着たまま各地区の氏神様でひと通り踊ります。これを「お宮参り」と言います。沢渡組は三島神社、本村組は中越家、霧之窪組は春日神社でしたが、最近は地区の道路上で行っています。
 子どもたちが帰ったあとは、各地区ごとに宴会が始まります。この宴会を「お通夜」と言い、その昔は文字通り朝まで飲んで祭りに出かけていったそうです。最近は過疎化・高齢化のため、「お通夜」と呼ばれる宴会が残っているのは、沢渡地区だけとなっています。

 「お通夜」では、一時すると太鼓や笛のなどの鳴り物が鳴り出し、子どもの頃から秋葉まつりに参加している大人たちが、子どもの踊りを踊ったり、鳴り物をやったり、ほら貝を吹いたり、油売りに扮してお神楽を舞ったりします。子どもの頃の記憶を頼りに、久しぶりに若いしが踊ると、「そこ違うぞ!」と先輩たちから指導される羽目になります。座って飲んでいる人たちも、話題は秋葉まつりのことだけ。昔の話から今年の準備、明日のことまで、じっくり語り合います。
 このお通夜という場が祭りの伝承に大きく貢献しています。そしてまた、本番を明日にひかえて高まる緊張をほぐす役割も果たしているのでしょう。でも、これのおかげでみんな二日酔いのまま祭りに突入するのも、また事実です(笑)。

 さて、今晩から私も別枝入りします。ブログ更新もできませんので、当日のご報告は少々お待ちください。

今日からお祭り

子どもと遊ぶ霧之窪の油売り

【写真:子どもと遊ぶ霧之窪の油売り】
 
 たくさんの見物客が訪れる大祭は2月11日ですが、お祭り自体は実は今日から始まっています。
 今日は秋葉神社からご神体が岩屋神社まで降りていらっしゃる日です。「秋葉まつりの由来」にもありますように、秋葉まつりは秋葉様が祀られていたゆかりの場所を回ってくるお祭りです。夕方、神社をお神輿に乗って出発されたご神体は、まず今晩は岩屋神社に1泊していただいき、明日は市川家に1泊します。ですから、大祭当日、秋葉様は市川家におられるのです。
 11日は岩屋神社に各練り奉納組が集まり、ひと通り踊ったあと、市川家に移動します。石川家でも踊り子組の踊りや鳥毛ひねりが奉納されますが、油売りや太鼓かき、獅子によるお神楽(かぐら)も行われます。このお神楽でお客の目を引きつけ、その間にご神体をお神輿に移します。秋葉様は市川家から再びお神輿に乗って秋葉神社まで戻っていかれるのです。

秋葉の頃は・・・

雪景色の中を進む沢渡組の練り

【写真:雪景色の中を進む沢渡組の練り】

 秋葉まつりが近づくと決まって天気が悪くなり、雪が降る日が多くなります。当日も雪の日が多いです。ここ3日ほど、仁淀川町では雪が降り続いています。中心部は積もっていませんが、山の上の集落はけっこう積もっているようです。
 時期的に降りやすいのでしょうが、何しろ秋葉様は防火の神様。だから雪の日が多いのだと言われています。でも、ここ2年は暖かい晴天でした。
 さて、今年はどうでしょうか。雪は寒いですが、雪景色の中の秋葉まつりはまた格別です。

お祭りの見どころ

霧之窪組の鳥毛、秋葉神社境内にて

【写真:本村組の鳥毛、秋葉神社境内にて】

 お祭りの醍醐味はやはり最後の秋葉神社境内でしょう。
 神社境内に練りが入ってくると、1年に1回しか神社の外に出られない秋葉様はもう少し外の世界にいたいので、神社に戻るのを嫌がり、なかなかお神輿がお社に入れません。
 やっとお神輿がお社に入ると、最後の踊りと鳥毛ひねりが始まります。広い境内では、疲れ切った鳥毛役が最後の力を込めて、思い切り鳥毛を投げ合います。二人の距離も、そこまで離れるか、とこちらが心配するほど距離をおき、その日最高の技を見せてくれます。

 鳥毛ひねりが終わると帰られる方が大半ですが、このあと、子どもたちの太刀踊りが始まります。人が少なくなるので、子どもたちの親が一生懸命我が子の晴れ姿を写真に納めます。
 太刀踊りがすむとまたお神楽が始まり、ご神体がお神輿から神社へ移されます。最後は「お堂まわり」といって、練りの全員で神社を三周し、これでお祭りは本当に終了となります。

 寒い中大変だとは思いますが、ぜひお堂まわりまで見ていっていただければと思います。祭り関係者の満足した素晴らしい笑顔を見ることができるでしょう。

3日後はとうとう大祭です!

霧之窪組の踊り子

【写真:霧之窪組の踊り子】
 
 今年の秋葉まつりもとうとう3日後が大祭となりました。当日は混み合いますので、余裕を持っていらしてください。

 祭り当日は駐車スペースが少ないこともあり、大変混み合います。特に祭りが始まる9時前後からしばらくは、行列が道路を練り歩くため、一時通行止めになるので大渋滞となります。できればその前に別枝地区へ到着した方が無難でしょう。また、当日7時から16時までは交通規制がかかります。詳しい情報は仁淀川町役場HPをご覧ください。

 当日の練り(行列)の動きは同じく仁淀川町HP>観光・行事・史跡情報>秋葉祭りのページから見ることができます。祭りは長丁場です。できれば最初から最後まで見て頂きたいですが、当日の天候、体力や体調、行き帰りの時間も考えて予定を立ててください。

 お祭りは地区の祭りであり、秋葉様の信仰行事です。観光客向けのイベントではありませんので、多少の出店では出ますが、体を温めるところもゆっくり座る場所もありません。暖かく歩きやすい服装でお越しください。

祭りの花形「鳥毛(とりけ)ひねり」

本村組の鳥毛
【写真:本村組の鳥毛ひねり】

 「鳥毛ひねり」は2人1組の「若いし」(若者)が、火事装束を着て踊りながら、約6.5メートルのヒノキの丸棒の先に、東天紅(鶏の一種)の尾羽を飾ったカブトをつけた「鳥毛」を十数メートル離れた相手と投げ合うというものです。
 踊り子(子どもたち)、鳴り物(お囃子)、悪魔(鬼面)、油売り(道化役の商人)などの役は「練り奉納組」である3部落(沢渡組・本村組・霧之窪組)それぞれにおり、鳥毛も同様です。衣装と鳥毛を見れば一目でわかるのですが、

 衣装の襟などが青、鳥毛の房が紫 「霧之窪組」
 衣装の襟などが赤、鳥毛の房も赤 「本村組」
 衣装の襟などが金、鳥毛の房が白 「沢渡組」

です。

 鳥毛に使うヒノキの棒は柾目で作らないと折れてしまうため、樹齢が百年を超える大木から削り出す必要があり、値段はあってないようなものだそうです。少なくとも1本が数十万円単位です。柾目で作ったといっても普通のヒノキの棒ですから、投げられた鳥毛の受け方を失敗すると簡単に折れてしまいます。練習に練習を重ねても、難しい技を必要とする鳥毛は、時に折れてしまうことがあり、常に何本かストックしてあります。
 その長い鳥毛を投げ合うのは、もちろん非常に難しいそうです。何しろ6.5メートルの棒の上に4キロもあるカブトがのっているのを、棒がほぼ垂直に飛ぶようになげなければいけません。しかも鳥毛は「鳥毛ひねり」と呼ばれるように、全身をひねるように踊りながら投げ合います。従って2人の息を合わせ、踊りもしっかりできないとタイミングが合わないのです。
 「たくり」と呼ばれる長い帯布を頭から垂らし、それをなびかせながら空を舞う鷹のようにひねる踊りとその妙技に、見る者は思わずため息と拍手。まさに祭りの花形です。

 鳥毛のことをもっと詳しく知りたい方は、「秋葉まつりホーム」の「鳥毛」をご覧ください。

準備万端!

霧之窪組のはりもの

【写真:霧之窪組のはりもの】

 昨日は「切り飾り(沢渡組・本村組)」「はりもの(霧之窪組)」と呼ばれる直前の準備が行われました。朝8時頃から練り奉納組の3地区が、それぞれ地区の集会所に集まって午後3時頃まで準備をしました。

 霧之窪組の集会所は古くからある建物で、電気もないし、ガラスもないので、戸と窓は全開、囲炉裏の火であたたまりながら準備をします。本村組は法泉寺横の集会所、沢渡組は茶畑に囲まれた集会所で準備をします。
 どこの地区も30~50人が集まり、作業をします。わらじや太鼓・鉦などに房をつけたり、鳥毛の羽をきれいに差し直したり、踊り子が持つ踊り棒を作ったり、油売りが当日売るお守り「ミニサイハラ」を作ったり、すべての準備がこの日に行われます。
 一同集まって作業をしながら、準備の方法やコツなどをお年寄りから学びます。米糊を作ったり、こよりをよったり、クチナシで鳥毛の棒を黄色に塗ったり、昔ながらの方法で準備が行われます。この「切り飾り」「はりもの」も祭り伝承のための重要な一日なのです。

 どこの部落もだいたい3時には準備が終わって、飲み会が始まります。あとは衣装合わせが残っているだけで準備万端、本番を待つのみ。大祭まで残すところあと5日です!

今日は最後の練習でした。

霧之窪組の踊り子のならし

【写真:霧之窪組の踊り子のならし】
 
 今日は最後のならし(練習)と、参道・神社境内のお掃除がありました。
 
 お掃除はボランティアや地区の人みんなでたまった落ち葉を掃いたり、枝を払ったりしました。たくさんの人の参加で思ったより早く終わってよかったです。によど雑木団のメンバーも参加してきましたが、すっかりきれいになって、あとは本番待つのみ!です。

 ならし(練習)は今日が最後。みんな仕上げで細かいチェックが入っていました。子どもたちが帰ったあとは大人だけでたき火を囲んでお酒を飲みながらワイワイ。これがまた地元の人たちの大きな楽しみでもあります。お酒が入るとお年寄りから若い人たちへのアドバイスも熱が入ってきて、祭り熱は一層高まります。

 こうして祭りは代々受け継がれていくのです。

秋葉の里の名品

霧之窪組の踊り子

【霧之窪組の踊り子】
 
 まずはなんと言っても「いりもち」。めずらしい小麦粉の皮によもぎがたっぷり入っていて、中のあんこももちろん手づくり。このいりもちは仁淀川町内をはじめ、いの町、越知町など周辺地域でも作られている伝統的な家庭のおやつです。しかし、地域、どうかすると各家庭によって独自の作り方やこだわりがあります。私は特に「秋葉生活改善グループ」の女性たちが作っているいりもちの大ファンです。当日観光バスなどの駐車場になる広場で、真空パックになったお土産用のいりもちが販売されますのでぜひお試しください!食べる前に温めるとより一層おいしくなります!!このお店では、地元の女性たちが作った炊き込みごはんや田舎寿司なども売ってきますので、こちらも要チェックです!!

 他にこの地域の特産と言えば「お茶」。高知県、特に仁淀川町のお茶は全国でも高い評価を受けていますが、静岡茶とブレンドされて流通することが多く、あまり知られていません。祭り当日には仁淀産100%のお茶が農協のテントなどで販売されますので、こちらもぜひお試しください!仁淀のおいしいお水も一緒に持って帰ってお茶を入れると、また格別です。

秋葉まつりをもっと知りたい方へ

本村組の油売り

【写真:本村組の油売り】

 秋葉まつりのことがもっと詳しく知りたい!という方のためにオススメなのが仁淀川町役場のHP。祭り当日の交通規制情報はもちろん、「観光・行事・史跡情報」のページでは練り(行列)のタイムスケジュールがばっちり、そして「仁淀川ナビゲーション」では音声ガイド付きの動画も見ることができます!
 他には地元の方が作っている秋葉祭りと別枝(秋葉まつりが行われている地区)紹介HPもあります。霧之窪地区の人が作っているので、これを見たら霧之窪の通になれること間違いなし!
 どちらもこのブログにリンクしていますので、ぜひ!

 祭り当日は華やかな表舞台に立つ人はもちろん、農協等で店を出す人や、役場職員は駐車場係などに総動員、女性陣は家でお客さんのお接待(神祭もかねているので)と地元民はおおわらわ。「いつも駐車場係で祭りを見たことがない」という役場職員も。それでも「こんな山奥まで来て頂いたのだから、ぜひ気持ちよくお祭りを楽しんでもらいたい」と一生懸命です。当日は至らないこともあるかもしれませんが、そんな山里の優しい人たちが支えてくれて毎年お祭りが行われているのです。どうか見にいらっしゃる方も優しい気持ちを忘れずに、あたたかい気持ちで祭りを見守ってあげてください。

によど雑木団について

2004年 秋葉神社境内にて

【写真:2004年 秋葉神社境内にて】

 そういえば、自己紹介を忘れていました!私たち「によど雑木団(ざつきだん)」は2003年12月に結成しました。
 本当の活動は森林ボランティアで、チェーンソーを使って間伐作業などをしています。メンバーは高知大学農学部森林科学科OB・OGが中心で、男6名、女7名、年齢は20代後半~30代前半です。もともとよく一緒に遊んでいた仲良しグループ、といったところでしょうか。
 私たちのグループのこだわりは「地元の人と一緒にできる活動をすること」で、ただ木を伐るのではつまらないので、地元のいろんなことに参加したり、地元の人と仲良くなろうというのが原則になっています。それで、この秋葉まつりの準備ボランティアも大切な活動のひとつになっています。
 秋葉まつりには2004年から参加しており、年々地元とのつながりも強くなって、最初はお互い遠慮してしまって、ぼーっと眺めているだけということが多かったのですが、最近は「こんなんもお願いしてえいろうか(いいだろうか)」といろいろお仕事をいただけるようになりました。

 ことしももちろん、メンバーみんなで楽しみにしている秋葉まつり。ハラハラドキドキ、ワクワクの当日はもうすぐです!

大祭まであと10日です!

2005年の本村組の切り飾り風景

【写真:2005年の本村組の切り飾り風景】

 1月7日から始まった秋葉まつりに向けての練習、「ならし」はあと1回、ほかに5日の切り飾り・はりもの(直前準備)と衣装合わせを残すだけとなりました。
 去年はならしのある毎日曜日ごとに雪がちらつきましたが、今年は初日こそ雪だったものの、練習のしやすい晴天に恵まれることが多かったようです。
 正月明けから、各地区では世話役を中心に、神社では総代・氏子を中心に、本番に向けての準備に奔走してきました。踊り子役の子どもたちや鳴り物役・鳥毛役の若者も、日に日に緊張が高まっていることと思います。
 私も毎年2月に入ると落ち着きがなく・・・(笑)。自分は何もするわけではないのですが、なんだか緊張してしまいます。
 さぁ、今年も「秋葉さん」が始まります!

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